無病息災

 昨夜はひどい雨だった。最寄駅の構内が雨漏りで水浸しだった。
人生で初めて駅の構内で傘をさしましたよ。

うちの座敷荒らしが誕生日を迎えるので何が食べたいか聞いてみた。
「鯛の塩竈ともち米の赤飯」

迷うことなくそう答えるので作ることにした。。。
現代若者にしたらえらく渋いチョイスじゃないか?

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塩釜は実は結構簡単です。
鯛1匹(約1kgくらいのもの)につき1kgくらいの粗塩を用意します。
1kgの塩に卵白を2個分まぜまぜします。
塩によっては1個の卵白で十分な場合もあるので様子を見ながら、ねっとりと滑らかに
硬めの生クリーム状になるようにします。
硬めの生クリームがわからない方はググってみましょう。先人たちが各種生クリームを
練ってます。

塩が練れたら、天板にアルミホイルを敷き鯛の大きさをカバーするくらいに
薄く塩を引きます。
ここではしていませんが、昆布、シソの葉、蒸したお茶っぱなどを塩の上に引くと
風味が良くなったりするらしいです。

塩を引いた上に鯛を乗せます。
鯛はあらかじめスーパーや魚屋でウロコや内臓を取ってもらうと良いでしょう。
少なくとも、先日釣り上げたキスやベラのように簡単にはいきません。

鯛の上から練った塩をかけて、満遍なく塗りたくりドーム状に仕上げます。
余裕のある方は彫刻や細工をされると評価が上がります。
うちは見た通り中身がわかるように文字だけ書きました。

オーブンを200〜220度に設定して、予熱後約40分焼き上げて出来上がり。
塩が予想より硬くなるので、どうにかして叩き割って食べます。

長々と書きましたが、要は鯛を丸ごと塩で包んで焼くだけの簡単なお料理です。
(店舗や企業さんが提供している他の塩竈と一緒に考えると失礼に当たりますので別物としてお考えください)
オーブンの温度も書きましたが、火が通ればオケです。はっきしいって表面が黒焦げに
なっても中身は問題なく食えます。見た目が悪くて食べる時に焦げを避けるのが
面倒なだけです。
(ブログの立ち上げの時からしつこく言っておりますが、ここでの料理は他人様に提供できる代物では
ありません。そこをご了承の上、御託をお楽しみください。)

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バースデイケーキの起源というか習慣は古代ギリシャ時代まで遡ります。
女神アルテミスの誕生日に三日月型のケーキを作り神殿に供え、そのおさがりを
いただいたのが始まりだと言われています。
ケーキはいたってシンプルなもので今のようなデコレーションはなかったようです。
ケーキ自体も今のものとは違ったようです。しかし、ろうそくを立てて吹き消す習慣は
あったようです。
その後ギリシャやローマの衰退とともにその習慣はなくなります。
再びバースデイケーキが復活をしたのが中世ドイツ、この頃には今のような
デコレーションが施されていたようです。
そして19世紀頃に誕生日にケーキを食べる習慣が定着、戦後日本にもその習慣が
根付きました。

うに?

座敷荒らしにロウソクさしといてって言ったら、ついてきたやつ全部さしやがったよ。
なんかな〜。。。。もらったものは全部使わないといけないみたいな。。。
ビンボー滲み出てないか。。。。させばいいってもんじゃなかろ。。。。
なんか、笑顔でお菓子をおまけに付けてくれたパティシエに申し訳ないよ。
もう少し見目麗しく。。。。。って、ワシの言うこっちゃないわなぁ。。。。
遺伝ってこわいなぁ。。。。。
。。。まぁいいか、これからも健康第一でお願いします。。。。。

 

 

 

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